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 当社は大正7年の会社創立以来、東京・本郷にて義肢装具の製造を行っております。

 創業当初は労働災害や戦争などで受傷された方々に対する義手・義足の製作が中心でしたが、第二次大戦後、身体障害者福祉法の施行にあわせてより幅広く義肢の製作を承るようになりました。
 また、各種病院機関で治療の一手段として装具が用いられるようになったのにあわせて、コルセット、側彎症矯正装具など様々な治療用装具を承るようになり今日に至っています。

 現在は千葉県を中心に、東京都、埼玉県などの関東圏にて義肢・装具のご依頼を承っております。
義肢・装具はどのようにつくられるの?
 お客様お一人お一人にあった義肢・装具を提供するため、以下のような過程でお作りしています。
 お身体にあった義肢・装具を作るには、正確な寸法やモデルが必要となります。このため、装着部位の採型や採寸を行い、お身体の特徴を捉えます。

 【採型】…ギプス包帯などを用いて型を採る作業
 【採寸】…トレースラインの記録や寸法の計測
採型したモデル、採寸した寸法を基に、プラスチック・金属部品・皮革など様々な材料を組み合わせて製作を行います。
 『仮合わせ』とは「製作の途中で、実際に義肢・装具を装着してみて出来具合をチェックする作業」のことです。
 場合によって、この作業を何回か繰り返し、よりよい製品になるよう手直しを加えていきます。
仮合わせを終え、各部の手直し・調整が済んだ後、製品としての仕上げ作業を行います。 
 以上の行程を経て出来上がった製品をお渡し致します。

 装具の種類、ご本人の身体状況、時間的な制約などによってこのような過程にならないことも多くありますが、ご満足いただける製品を目指して責任をもってお作りしています。
義肢装具士とは?
 人間の身体は非常に複雑な構造をしている上、人によっての個人差も大きくあります。また、お客様ごとに義肢・装具に必要となる機能・構造も大きく違います。このため、義肢・装具の製作と適合には幅広い知識、経験・技術が求められます。

 義肢装具士とは、義肢装具の採型、製作、適合に関する専門職として厚生労働大臣から認定される国家資格です。 
  当社には現在15名の義肢装具士が在籍しております。
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